2016/02/17

LIFE NOTE



この曲はアルバムのタイトルと同名の曲です。

気に入っているリリックは
「良いとき悪いときかなりの落差
パンが無きゃ笑ってケーキでも描くさ」

もちろんマリーアントワネットの名言からです。

あとは、
「上をむいて歩いたって、
こぼれる涙でも止まらないタンテ」

とか割と気に入っています。



トラックについて。
サンプルネタは全く記憶にありません。が結構チョップしてますね。
MPC500の使い方がやっと分かってきたくらいに作ったビートで、しばらく寝かせてありました。
なので、音はMPC500でほとんど完成させて、若干LOGICでサックスとシンセ、ストリングスなどを足しました。
渋さとメロウさがあって好きなトラックです。

タイトルのLIFE NOTEいうのは、リリック帳に使っていたLIFE社のノートが元になっています。
「生活の記録」「生活の音」のダブルミーニングです。

アルバム発売後くらいのラジオインタビューはこれの17回でしっかり聴けます。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/ana-da-jiu-baoweekend-quan/id538591423



http://panorama-family.info/life-note

アルバム今こそ聴いて欲しいです。

2016/02/16

new song up !!! "GROOVE CRUISE(CHILL)"




new song up !!!

"GROOVE CRUISE(CHILL)"

↓FREE DOWN LOAD

EVERYDAY(Prod.TSUTCHIE)

この曲は一番作業が難航した曲です。
ツッチーさんから「オレにもトラック作らせてよ」って軽いノリで聞いて、「自分からすると超憧れてきたトラックメーカーの大先輩にそんな風に言ってもらえて嬉しい!!」って思ったのですが、ツッチーさん忙しいし、まぁ口約束だしと、あんまり期待しすぎないように落ち着いていたのですが、アルバムもほとんど完成に近づいてきたことに、「トラックできたよ」とツッチーさんから連絡が。

嬉しすぎて速攻でペンとノートを握るも、、、「書けない」。。
尊敬しすぎているツッチーさんのトラックには、最高のリリックを乗せなきゃっていう意識で肩に力が入りすぎて全然書けなかったのです。

それは自分にとっては「金閣寺の上からなんか自由に絵をかいていいよ」って言われたような感じに近かったです。で、悩みまくって一旦ドラムだけをもらって、それに自分でピアノ弾いて作った物を聞きながらリリックを書いて、出来上がったものを、またツッチーさんの作ってくれたトラックでRAPするという変なことを思い付いてなんとか完成しました。

このスネアの音やキックの音。とても好きです。
ツッチーさんの曲は最高です。特にソロアルバムは相当聴き倒したのに、今もしょっちゅう聞いていてしかも飽きないし古くならないので、未聴の人がいたら是非聴いて欲しいです。

http://panorama-family.info/life-note

アルバム今こそ聴いて欲しいです。

【PFot tumblr更新】

【PFot tumblr更新】
バッファロー吾郎A 先生!
 

2016/02/15

2016.2.20.SAT.@三宿Web





2016.2.20.SAT.@三宿Web
[ 46RPM ]
~チャーベ君の46歳の誕生日を祝うパーティー~

-DJ-
TSUTCHIE
堀江博久
恒岡章
WSZ80 a.k.a LEF!!! CREW!!!
Nobuyuki Sakuma (Jesse Ruins/CVN)
YYOKKE (WHITEWEAR/WOOMAN)
PANORAMA FAMILY 【LIVE!!】
Masatoo Hirano ( drwng )
上田"dash"走 ( Vienda! )
COZZY (PALETOWN)
SKC
+
CHABE (Learners/Cubismo Grafico)

*ALL GENRE*
¥1,000 (NO D)
OPEN/23:00

D.R.E.A.M.


この曲も、HIGHやいつものようにと同じく、もともと5週連続、1週間で1曲付くってWEBにUPする企画で発表したものです。確か1週目くらいに発表したと思います。

リリック。
タイトルはもちろんWu-tangの名曲C.R.E.A.M.のオマージュです。「Cash Rules Everything Around Me」の略ですよね。
これを
「Dream Rules Everything Around Me」にしたら自分のことをうまく表現できるかもと思いました。震災の大変な被害を受けた町の出身者ということで、色々な部分で魂を削られるような思いを沢山しました。仲間だと思っていた人が何気なく言う言葉に傷ついたり、音楽止めた方が良いかもって思うようなこともたくさんありました。SNSでも知らない人に嫌なことを言われたりもしました。オレ以外もそういう目にあってる人はめちゃくちゃ多いとは思います。

んー、これはこのブログで説明するのは難しいですね。。。
歌詞をしっかり読んでくれたら分かってもらえると思いますので、そのくらいにしておきます。

閑話休題。

この曲作るちょっと前にMIXX BEAUTYのみんなと全国ツアーに行きました。
で、その中で仙台にも行きました。まだ雪が残っていて、少し解け始めていました。
その時に地元の同級生と喋ったり、初めましてのお客さんと喋ったり、みんな生活が大変だろうときにすごく笑ってたし、頑張ってるし、とにかく暖かかったんです。
そう思ったときに、「悲しみは雪のゾンビ つもっても解けてまた元通り」ってリリックが思いつきました。浜田省吾のアレへのユーモアを含んだオマージュでもあります。


音はメインループが何のネタ使ったかは覚えていないのですが、MIXX BEAUTYツアーで買った100円レコードのどれかだと思います。
ベースをEQでカットして、その隙間に新しくベースを入れるのに凝ってた時期でした。
メインとビートはMPC500で作って、ギターとシンセを入れました。
音に関してはこれはほぼMPC500のみですね。


後で曲を聴いてくれたMachee Defくんに「このネタオレも使おうと思ってたのに、ギターとか入ってるから、完成度で負けると思ってやめたんだよ」と言われたのが印象的でした。

SCOFの東さんがDMで褒めてくれたのもうれしかったなぁ。

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アルバム今こそ聴いて欲しいです。

2016/02/11

READING feat.バクラバ(metrofield)


この曲は、もともと5週連続、1週間で1曲付くってWEBにUPする企画で発表したもの。
確か5週目に発表したと思います。

バクラバは最近はライブのときサイドMC兼DJをやってくれていて、仲のいいラッパーです。自分は彼の鼻にかかったような声がとても好きで、そのうち一緒にやりたいなと思っていてこの曲で実現しました。それについてはバクラバが少し面白く大袈裟にLIFENOTEの特設WEBページで書いてくれていますので、ご一読を。(彼のグループmetrofieldもすばらしいので是非チェックを。) http://panorama-family.info/life-note

当時震災のあとで、SNSでは陰謀説を含め、色んな情報が流れてきていて、それを鵜呑みにする人も多いし、自分で確かめずにメディアに洗脳されたり、プロパガンダに踊らされたりしているのを生活の上で良く目に耳にしました。


それと、自分がこのちょっと前に乗っていたマークジョンソンという人のシグネチャーモデルのスケートデッキにはpalm readerと書いてあって、意味を調べると、readには「読む」以外にも「読み込む」とか「(未来を)占う」とかのように使われることを知りました。「手のひらを読む」つまり手相を見る的な感じかと。それで、このテーマで歌詞を書きました。

自分のバースは、「あらゆることを深読みしろよ」、バクラバのバースは「CD買ったら歌詞カードまでじっくり読んで味わえよ」みたいなことが書かれていて、とても対比が面白いです。

この曲のリリックで
すごく好きな箇所はバクラバのリリックで、
「ノーマルパターンの脳ある鷹より
アブノーマル派がアガるパターン」
てとこです。このライミングはなかなか凄いと思います。

自分のだと
「近くじゃドット離れたら実像
よく見ず触るといつか火傷」
が割と気に入っています。

サンプルネタは、まずはFACEBOOKで発見しました。
Organ Barのパーティ「マルシェ」のDJのまさるくんがシェアしていた古いモッズっぽい曲のサンプリングです。それをチョップして左右に振ったりしました。ギターのような音です。

MPC500でビートを組んで、一旦ベースなども入れずに歌詞を書いて、プリプロREC。

そこにピアノ、ギター、ベースを弾きました。
ピアノはどこかで頂いた安いシンセみたいな鍵盤を使いました。ピアノ以外は使える音源は殆どないですが、リバーブ感が好きでたまに使います。

そして、本チャンのRAP録音が終わって、ツッチーさんからミックスが届いてミックスの最終チェックをしていると、入れていないはずの場所でキックの音が。。

ツッチーさんがこの方が良いって思って勝手にキックを増やしてくれていました(笑)。
聴くと確かにこっちの方が良い。これは嬉しい誤算です。もちろん採用にさせていただきました。
こうやってLIFE NOTE制作時のことを振り返ってみると、かなり色んな人の強力があって作れたアルバムだなと思います。


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2016/02/10

SLOW MOVIE feat.前里慎太郎

この曲も、HIGHやいつものようにと同じく、もともと5週連続、1週間で1曲付くってWEBにUPする企画で発表したものです。確か4週目くらいに発表したと思います。
最初に発表したときはfeat.なしで、オレだけのラップだったのですが、アルバム化にあたって大好きなラッパーの前里慎太郎を誘いました。

慎太郎とは中野ヘビーシックのサイキくんのパーティで出会いました。初めてみたときにすごくカッコイイので、音源を交換して、すぐにYEALO!のみなに薦めてたと思います。

彼のラップはトピックがちょっと変わってるし、内容も機転が利いていて、しかも良い声だなぁと思います。


まずはトラックについて。
サンプルネタはYEALO!代表で、当時の近所のスケボーの先輩、tkzさんの家にMPC500を持ち込んで、50枚くらい録音して帰ってきたうちのどれかを使いました。
なんだか、仰々しい戦中のJAZZみたいな雰囲気の音のレコードでした。
それをチョップしてEQでLOをがっつり削ったりしました。

ベースとビートはMPC500でつくりました。
今書いていておもいだしたのですが、このころまでは、ビートはキック、スネア、ハット、タムとかいう風にパラで書き出しておらず、ビートは1トラックしか使ってなかったです。
今なら絶対にやらないと思います。無知って恐ろしい。。。

また、この曲でもシグネチャーサウンドのワウギターを入れています。
この感じが好きです。ていうかワウが好きです。

サビのハーモニーがすごく上手くいって気持ち良かったです。


リリックで気に入ってるのは、
「everything's gonna be alright
って言うときは大体調子良くないけど」

「行けばわかるさ あんときのアントニオ
笑えるオレはオレ軍の大将」
のあたりです。

「オレはオレ軍の大将」ってフレーズはHIGH LOWSのオマージュです。



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2016/02/09

いつものように

この曲も、HIGHと同じく、もともと5週連続、1週間で1曲付くってWEBにUPする企画で発表したものです。確か2週目くらいに発表したと思います。


まず、ピアノループはとある12インチのハウストラックからサンプルしてチョップ。
たったの50円でした。ピッチを思い切りあげて使っています。

そこにVOXのワウペダルをつないだギターを入れました。このギターは高校生のときに買った安物のレスポールです。エフェクトかけるので、ギターとかはそんなに良い物でなくても自分的には全然構いません。もちろん良い物を使うにこしたことはないのでしょうけれど。この音が気に入って、これを作ってからもかなりの確率でトラックに入れることにしています。これもシグネチャーサウンド化をもくろんでます。

ベースはMPC500に入れたKORGのベース音をフィルターかけて、パッドで入れています。
スネアやクラップなどはMPC500でピッチを結構あげています。



リリックで好きなのは、

「ドラマとは遠い場所だけど
美しい夜に鍵をかけよう
ステレオから音符の涙
耳の奥で光って弾けた
味気ない都会の片隅が
最高級のラウンジになる」

って箇所です。


フックをがっつりファルセットでメロディ歌うってのもこの曲で初めてやりました。
ツッチーさんのソロで、「カフェインの女王 feat. 曽我部恵一」っていう最高にかっこいい曲がありますが、なんかそういうバイブス(あくまでバイブスのみ)を感じながら作っていたのを覚えています。


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2016/02/08

SKIT - TAKESHIS'

これは、ロッキンオンジャパンFESに出たとき、楽屋でマグちゃんとナリさん(SCAFULL KING)の2人に、ビートたけしのものまねをしてもらっているのを、iPHONEのボイスレコーダーで録音しました。

二人のビートたけしの後ろで聴こえるガットギターの音は自分で弾いています。一発で通し録音なので、多少の演奏の荒さはご愛嬌。

「黒澤さん(映画の黒澤 明 監督)の影響なんだよな〜」っていうフレーズがたまりません。
「ロバートパーマー?」ってナリさんが言ってるのは「アーノルド・パーマー」のことだと思います。


もちろんタイトルは映画から。

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2016/02/05

MUSIC MUSIC feat.The Grasshopper Set & MUG-ROCK

この曲はグラスホッパーセットのMCのお二人とマグちゃんをfeat.した曲を作りたいなと思い作りました。このメンツなら当然パーティーチューンだろうなと考えました。

最初はもっと渋めのトラックだったのですが、途中で明るいものにしたいなと思いガラッとウワモノを替えました。

MUSIC MUSIC~♪ってフックのメロも最初は無くて、もっと渋いものにしたかったです。車でみんなで、聴いてみたら、もっとキャッチャーじゃなきゃダメだよ。ってことになってフックも変えることに。

音の雰囲気はミーク・ミルのアーメンみたいな感じを参考にしつつ、全然別のものになりました。

ビートとメインのピアノループはMPC500で殆ど作っていて、それ以外の音はlogicの音源を使って弾きました。あとは光る波、2つのマイクでも使ったmicroKORGの同じシンセを、またわざと入れています。シグネチャーサウンド。

ケツを振って~っていうSHINOくんのオートチューン使いのところがすごく好きです。

自分のリリックでは
「ガキ使よりハットはチキチキ」ってとこが割と好きです。


MVは恵比寿BATICAのパーティ。
と大島にあるNAKAICHIさんで撮影しました。
MVのときのバケくんの顔の動きにかなり感動しました。プロ意識って、感じでした。

MVでマグちゃんのパートにはかなり時間かかったけど、なんか高級感あって好きです。


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2016/02/04

HIGH

この曲は、もともと5週連続、1週間で1曲付くってWEBにUPする企画で発表したもの。
確か3週目か4週目に発表したと思います。

まずはトラック。

ビートは、マグちゃんと待ち合わせしているときに、マグちゃんが5,6時間くらい遅刻してきて、映画を見て、まだ時間があったので、その間にMPC500とLOGICで組みました。
このときはLOGOCに移行したばかりで、まだ、ただのレコーダー代わりみたいでした。

あと、このときまでビートにかけるリバーブってあんまり好きじゃなかったのですが、突然このころにリバーブが好きになって、スネアにリバーブ掛けたりハットにリバーブを掛けたりしていました。

そして、dat piffとか、いわゆるUSのミクステにどっぷりだったので、後日うわものを作るときに、ビートジャックみたいなノリで日本人だしユーミンで作ったらどうだろうかと思って、「あの日に帰りたいの」イントロをチョップして作りました。(もともと販売目的じゃなくWEBにUPしようと思っていた物なので大ネタでいいかと)
で、RAP入れて、フック入れて、フックのコーラスをお友達のバンド、アナの2人に入れてもらって、アレンジを練ることに。

何だか気に入らなくて、ビート以外をためしに全部差し替えてみました。
何かいいのはないかなと、データを漁ると、昔ガレージバンドで作って没にしたBPM110くらいのエレピのものがあって、「このをピッチ落としてみたらどうだろうか」と何となく合わせてみたら偶然うまくハマりました。単体で聞くと無理矢理ピッチ変えたので、劣化してて中々聞けた物ではないけど、他の音と混じると不思議と良い感じになって興奮しました。

で、もとのサビのコーラスは不協和音になったのでボツにして、録音し直すことに。
それに、LOGICのシンセ音源、microKORGのシンセ、MPCに入れてあったmicroKORGベースを加えて完成しました。


リリックは、本郷にある東京大学の赤門付近を、酒飲んで散歩しながら書きました。

気に入ってるリリックの箇所は
「タッタ立ち場で変わるくせに
カッコばっか洒落てる隙
うまいこと頂いてくオセロの隅」

「嫉妬はSHIT 臭いからご法度
見せずに必死でもがく白鳥」

「隣またショット乾杯でハイ
"損得感情抜き"は美しくて汚い 」
のあたりです。

サビの歌は家でデモ録音した物をそのまま本チャンでも使用しました。
地元の同級生はこの曲が一番好きだと、発売当時メールをくれて嬉しかった記憶があります。

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2016/02/03

光る波 feat.柳田久美子

光る波 feat.柳田久美子


この曲は先行7インチ曲で、
前作のMELLOW SUMMITのエンジニアをしていただいたときにツッチーさんや、LEF!!!CREWの皆から柳田久美子というシンガーソングライターの存在を教えてもらったとこからスタートしました。

で、EPを買って聞いてみるとすごく透き通ったような良い声でした。他のアルバムも聞いてみて、いつか一緒に曲を作りたいなぁと思っていたら、恵比寿BATICAでやっていたSEASONというパーティで柳田久美子と偶然にも知り合い、すぐさま曲を作ろうと提案して、実現に至ったのでした。



リリックの内容は女性Vocalだし、もうすぐ夏だしってことと、今までラブソングをほとんど作ってこなかったので、この機会に夏のラブソングを書こうと思いました。

海の側で育ったので、波の満ち引きを良く子どもの頃見ていました。
それで、そこに恋の駆け引きを重ねてみました。

波はつかんでも指の間からこぼれ落ちます。つかめそうでつかめません。
夏の海辺の恋もそんな感じかもなと思って、歌詞をかきました。
↓歌詞はこちらを見てください。
http://panoramafamily.blogspot.jp/2012_10_01_archive.html

「モヒートはもういいから」ってとこは、この年になぜかモヒートがやたら流行っていたので使いました。

また、柳田のRAPパートの歌詞、

「見上げる空の上の上の方
逆アングル身体の奥の細胞まで
躍動して消えて煌めく」
は、イームズのこの動画から。
https://www.youtube.com/watch?v=0fKBhvDjuy0

自分のバースはRECの日に直前で変えました。最初はもっとゆったりしたものでしたが、もっとリズミカルにしたくなり直前で変えました。


この曲はMVもあって、マグちゃんが「男はつらいよ」の寅さんの若い頃に似てるねってとこから、海辺でマグちゃんが柳田に恋をして振られるっていう現代版「男はつらいよ」を目指して作りました。もちろんフィクションです。DJ 友ちゃんやDJ ZUKADAIくんもカメオ出演してくれています。
撮影もたのしかったなぁ。


音に関して。

まず、全然似ていないけど、ダフトパンクのONE MORE TIMEのコード感を下敷きにしました。
コードはGM7-GM7-GM7-Bm7みたいな感じ。
で、テンポやリズム感を自分のノリで変えて、ギターである程度作ってサビを作りました。

で、PARTY MAGICと同じ要領で、ガレージバンドのTR808音源を使ってリズムを組みました。
キックもスネアもクラップもドラム音源はガレージバンドの音源で、文字入力キーボードで制作。

シンセとベースははmicroKORGで、2つのマイクで沢山使った音をわざとここでも使いました。シグネチャーサウンドみたいにしようともくろんでいました。今はそんな気は全然ございません。

でシンセのオーディオデータをガレージバンドで切り刻んでフィルを作って、最後にブラジルのガールズコーラスグループのレコードから声をEQでLOをガッツり削って、また切り刻んで音にして、ピッチを上げたり下げたりして、イントロの音に使いました。

で、柳田に送ると、キーが合わないということで、キーを変えて、最終的にA♭M7だったかB♭M7になったのかな? 多分。

そういう感じで完成したのですが、アメリカでのレコードのプレスが遅れてしまい、夏のリリース予定が、冬になってしまいました。(笑)

あ、それから、この曲はremixが2種類存在しています。
イーグル藤田のと、ツッチーさんのものの2種類。
どちらも最高なのでチェックしてみてください。



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2016/02/02

MIXX BEAUTY

MIXX BEAUTY
2015.2.02.Tue
東京 渋谷 Organ Bar

DJ
TA-1 (KONCOS)
SKC
COZZY (PALETOWN)
KUWA
Yuta Suzuki

LIVE
PANORAMA FAMILY


FOOD
NAGASAWA (NOT MASAMI)

OPEN&START 23:00
DOOR 2000yen (w/1Drink)

LALALA feat.BASI(韻シスト),SHINO(The Grasshopper Set)

この曲はオーソドックスなトラックに、RAPのビート感は倍で感じるっていうのをやってみました。
リリックで「イエガー飲み過ぎて記憶ない」って言ってるのは事実で。このころは良く泥酔していました。朝起きたら恵比寿駅だったりとか、三茶のゴミ捨て場にいたとか。(このころは中野に住んでいた…)

あと、このころは風営法の取り締まりが突然厳しくなって、クラブが突然営業停止になったり、踊らせたら逮捕とか、そういう嫌なニュースばかりで、それに対しての自分なりの解釈で「別に悪いことしたいのとは違うよ、オレら遊びたいだけなの」ってテーマで書こうと重いました。

featのSHINOくんとBASIさんはこのビートに合うような気がしてお願いしました。
特に、韻シストの超ファンの自分としてはBASIさんと一緒にやれてかなり嬉しかったです。
BASIさんとの出会いはLIFE NOTE特設ページのBASIさんからのコメントに詳しく掲載されていますのでチェックしてみてください。
http://panorama-family.info/life-note

で、トラックの制作秘話。

まずこのトラックはすべて自分で演奏した物で構成されています。
ギターもベースもピアノも全部。
ラテンのHIPHOPって2000年初頭くらいって結構多かった気がしますが、最近ないよな〜って思って作りました。
メインのギターの音はYAMAHAのガットギターをayU tokiOのあゆくんにエレガットに改造してもらったもので、前夜に届いたばかりでした。

で、制作の当日は、SHINOくんと別件で打ち合わせを家でする予定だったので、SHINOくんが到着する前にちょっとサウンドチェックしようと思って、軽く弾いていたら、脳内がなんかブァ〜っっとなってすぐにRECすることにしました。なので、ドラム、ベース、ギターのメインの部分ができるまでは30分もかからなかったと思います。

その後ピアノを弾いて、低いポジションと高いポジションで同じ物を弾いて、ラップバースとフックバースで使い分けたりしました。ピアノ音源はLOGICのものにエフェクターをかけています。


また、このアルバム全編を通して、ガヤでマグちゃんの声がたくさん入っていますが、マグちゃんのガヤはめっちゃ楽しそうな雰囲気出るから好きです。この曲でも大活躍しています。


で、ラップもREC完了して最後のMIX確認も終え、マスタリングするぞって前に、どうしても音のバランスが気になるところがでてきて、無理を言って深夜にツッチーさんのスタジオに行き、修正してもらいました。(すみませんでした)

そのとき、一度OKしたののに、こういうことをしてはダメだよと、優しく教えてもらいました。(恐縮)
しかも少しだけこの場所のこの音は抜いても良いかもとか、音の抜き差しまで提案してもらって、それを採用させていただきました。

そんなこんなで完成しました。

で、そののち、この曲を音楽前夜社のみんながバックで生演奏してライブするっていう機会があったのですが、「脳内でブァ〜」っとなって作ったので、どうやって演奏したのか思い出せず、コードだけ伝えて演奏してもらったら、ギターのリフの弾き方がオレと違う弾き方だったのでかっこいいなぁと思いました。(ライブ終わる頃に自分の弾き方を思い出しました)

この曲はREMIXもあります。
 DUPER GINGERによるREMIXもかなり最高です。(オリジナルより良いかも)


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アルバム今こそ聴いて欲しいです。